建物

承天寺には村指定文化財の鐘楼をはじめとして、歴史的価値のある建造物が数多く残っています。


 

鐘楼
村指定文化財:建造物

享和2年(西暦1802年)に建立された鐘楼は、古来の和様建築と鎌倉時代後期から禅宗寺院に採用された禅宗様(宋様式)の技法が融合された、均整のとれた姿が特長。この地方の代表的な名建築とされています。鐘楼は、方三間(5.45メートル)袴腰付き重層入母屋(いりもや)造りで、妻飾りは虹梁太瓶束(たいへいづか)式となっています。破風板にはひれ付きの懸魚(げぎょ、神に捧げる魚:火災を嫌って水に関係の深い魚形から出たと言われています)を下げています。

 

 

本堂

本堂は昔ながらの外観を保ちながらも現代の様式を取り入れ、歴史あるご本尊を保護しています。

 

 

本堂:内部

本堂内部は禅寺の伝統様式でつくられており 荘厳さと温かさが同居した和やかな空間となっています 

お寺での法要の他、プラネタリウムやジャズの会場としても親しまれています。

 

 

書院/庫裡

書院は伝統な書院造が残っています。庫裡はお寺の和尚様の住居としての役割もありますが、法要や来客で使われたり、村の住民の集会所としての役割もあります。

 

 

薬師如来

詳しくは薬師瑠璃光如来といい,大医王とも呼ばれます。
阿弥陀如来は死後の来世の平穏を司る仏なのに対して、薬師如来は現世での苦しみを取り除き安泰を司る仏として扱われており、古くから信仰を受けてきました。如来になる前の修行時代に 12の本願を立て、その本願を全て果たして如来になられました。その本願とは、「衆生の病気を治して災難をしずめる」「衣食住を満たす」「苦しみから救う」などで、薬師如来の名の起源になっています。


 

脇立日光大士十二神将

十二神将は薬師如来を護る12の神将です。
各神将がそれぞれ7000名、総計84000名の眷属夜叉を率いており、84000という数は人間の持つ煩悩の数に対応していると言います。
また、十二神将は、薬師如来の12の大願に応じて十二支が配当され「昼夜の12の時」「12の月」「12の方角を守る」と言われています。
【12神の名前】
宮毘羅 、伐折羅 、迷企羅 、安底羅 、あんに羅 、珊底羅 、因達 (陀) 羅 、波夷羅 、摩虎羅 、真達羅 、招杜羅 、毘羯羅


 

六地蔵

人は生前の行為の善悪によって、死後に六道の境涯を輪廻、転生すると言われています。六道にはそれぞれ衆生救済ために「檀陀(地獄道)」「宝珠(餓鬼道)」「宝印(畜生道)」「持地(修羅道)」「除蓋障(人間道)」「日光(天界道)」の6地蔵が配されていると言われます。

地獄道:最も苦しみの激しい世界
餓鬼道:飢えと渇きにより苦しむ世界
畜生道:動物や鳥、昆虫の世界
修羅道:闘争の絶えない世界
人間道:楽しみ、苦しみのある世界
天界道:六道の中では楽しみの多い世界


 

馬頭観音

観世音菩薩の化身で,六観音の一尊として数えられ、観音としては珍しい忿怒相を持ちます。
「人身で頭が馬」もしくは「馬の頭飾りを戴くもの」とがあり、「馬」は魔を下す力を象徴し,煩悩を断つ功徳があるとされています。
六道においては畜生道に配され、住類を救うとされていますが、一般には馬の無病息災の守り神として信仰されています。


 

忍野富士どうぶつ霊園

当寺院では、ご家族皆様一人一人が、愛するペットに心の隙間を埋めてもらったり、触れ合うことで幸せを感じたり、そんな大切な家族に幸いにも出会えたということ、それは本当に素晴らしいことであると考えています。そんな大切な家族を忍び、心から供養したいと思い、忍野富士どうぶつ霊園を設立させていただきました。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

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